刀 銘 摂州住藤原次包 附)黒蝋色塗鞘藤花図打刀拵

T264088(S2653)

新刀 江戸時代中期(元禄/1688年頃) 摂津
刃長72.6cm 反り1.0cm 元幅32.0mm 先幅21.0mm 元重6.8mm

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10回まで無金利分割払い(60回まで)

剣形:鎬造り、庵棟、寸延びて反りがやや浅めに付いて中切先。
鍛肌:板目肌が美しく練れ鍛えられ地沸厚く付き、地景がうねる。
刃紋:長く直刃を焼きだして背の高い互の目連なり、沸足が良く入り、刃中は匂いで満ちて砂流しかかる。
帽子:表裏とも横手で沈んで直調に中丸に返る。
中心:茎生ぶ、鑢目大筋違いに化粧。茎尻浅い入山形、茎孔一。佩表に流暢な長銘「摂州住藤原次包」とある。
刃長が弐尺参寸九分と寸が延びて反りを浅めに仕立てた伸びやかな体躯。寸が延びるので重ねを若干控えながらもどっしりとした手持ちが印象的。次包は時代元禄と名鑑にあるが本作を見る限りその作柄や体躯より時代は延宝頃に遡るものとおもわれる。掃表の横手下に僅かに鍛跡があるものの総体刃肉もたっぷりとして健体でありどっしりとした重量が印象的である。長い焼き出しや、地沸が厚く付き、沸出でる地景、焼刃の高い互の目丁子乱れや直刃調の帽子など大阪新刀の美点が表出された秀品。藤代刀工辞典から銘字陸奥守包保に近似し一門であることが推量できる。
打刀拵は柄を白鮫卯の花巻、大振りの縁頭(縁:42ミリ)、赤銅磨地に金銀素銅の平象嵌で藤花。素銅地容彫の虎図目貫は60ミリを超す大物を捻巻で表面に配置した洒落た柄。正阿弥鉄地丸形鍔は菊葉透(82.5ミリ)。黒蝋色塗鞘(銀地切鐺)。
金着腰祐乗鑢はばき、白鞘付属。

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