| A17777(W5050) 脇差 銘 江州住人佐々木入道源一峯 以南蛮鉄作之 附)黒蝋色塗鞘三つ葉葵紋散拵 |
特別保存刀剣 |
| 新刀 (江戸時代中期 貞享/1684年頃) 近江/武州 刃長56.1cm 反り1.5cm 元幅31.3mm 先幅22.8mm 元厚6.8mm |
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| 剣形:鎬造り、庵棟。反りはやや深めに付き、元の身幅広く、物打ちの身幅も広く、寸延びた大脇指で中峰伸びる。(刀身拡大写真) 鍛肌:小板目肌よく詰んで、密に強く冴えた精美な地金で、地沸つき、淡く乱れ映りがたつ。 刃紋:丁子乱れ。焼刃の背が高く、一部の丁子の頭は鎬筋に届くほどになり、匂い足はいり、刃中には葉が浮かぶ優美な刃文。 中心:茎生ぶ、栗尻張る。目釘孔壱個、鑢目大筋違。佩表鎬地に「江州住佐々木入道源一峯」裏には草書体で「以南蛮鉄作之」と切銘がある。 帽子:横手で静まり直ぐ調子にふくらに沿って中丸に返る。 一峯は近江石堂系に属した備前伝を伝えた刀工として知られ、初代は江州(滋賀県)高木住、二代は名を佐々木善四郎、江戸赤坂に移住し、天和から元禄にかけての作刀が観られる。作域は本作の如く本伝である備前伝を顕著に顕わした豪華絢爛なものと、沸本位の湾れに互の目を交えた作域の二様が見受けられるが、どちらかと云えば後者の方が多いようである。初代にいたっては直刃調のものばかりを慧眼する。本作は寸延びた大脇指で反りが深く、身幅広く、重ね厚めでかつ、平肉がたっぷり付き、物打ちほどの身幅も尚広く、中切先が延びた江戸時代中期頃の豊満な体躯を湛え、どっしりとした重量が印象的。 本脇指は入道銘であることから中晩年の武州赤坂での作品と鑑せられ、裏銘に「以南蛮鉄作之」ともあり注文打ちであることが首肯される。頗る出来が良く、健全な体躯が印象的。佐々木一峯畢生の傑作である。 附帯の黒蝋色塗鞘三つ葉葵紋散拵 銀杏図鍔 朧銀地毛彫金色絵 土筆図目貫 赤銅地容彫金色絵 三つ葉葵紋縁頭、高彫金色絵 三つ葉葵紋矢筒図小柄 赤銅魚子地高彫色絵、矢図割笄 赤銅魚子地高彫色絵 鞘の笄表瓦が栗形の剥離とともに一部分剥落していて痛んでいるものの、黒蝋色塗りは数百年の時を経て潤み、透き鼈甲色の景色となり、古雅溢れる。内外ともに格調の高い、三河松平家伝来の逸品である。 時代金着苔鑢二重はばき、白鞘入り |
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