| G11608(S8108) 刀 銘 備前国住長船七兵衛 (尉祐定作) 附)黒蝋色刻塗鞘打刀拵 |
藤代義雄折り紙 昭和十九年十月二十三日 保存刀剣 |
| 新刀 江戸時代初期 (承応頃/約450年前) 備前 刃長69.7cm 反り0.9cm 元幅28.5mm 先幅20.4mm 重ね7.2mm |
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| 剣形:鎬造り、庵棟、身幅尋常に、やや浅めの反りが付いて中峰に結ぶ。(刀身拡大写真) 鍛肌:板目肌よく錬れて地沸が厚く付く。鎬地寄りに柾目流れる肌を交えここに太い地景が湧き出してうねる。 刃紋:互の目乱れを主調に複式の互の目や背の高い丁子刃が部分鎬筋に届くごとく伸びるところがある。処々に跳び焼かかり、棟焼があるなど総体に闊達な焼刃を呈する。刃縁には小沸が厚く付き、砂流し良くからんで流れる豊かな働きを魅せ美景。 帽子:横手下で鎮まり、直調に中丸となり深く焼下げる。 中心:壱寸八分ほどの区送り磨上げ。鑢目勝手下がり。目釘穴弐。指表鎬地下方に長銘「備前国住長船七兵衛」の長銘がある。 七兵衛尉祐定は新刀長船祐定鍛冶中興の祖である横山藤四郎祐定の長男、永正の与三左衛門尉祐定を祖として五代目にあたる。延宝二年六月十日(1674)没で98歳の長寿を全うした。彼の子に横山上野大掾祐定がいる。藤四郎祐定の三男を源左衛門尉祐定、四男の宗左衛門尉祐定らはそれぞれ祐定家を興し活躍している。 作風は古刀祐定の如く互の目丁字を焼き、本作も小沸出来に焼刃の高い腰開きの互の目を焼いており、刃中豊かな働きを見せるなど、始祖の作風を良く伝えている。 付帯の黒蝋色塗唐草散鞘打刀拵は総金具 赤銅地唐草紋、目貫 金地容彫獅子図、 鍔 鉄地変形大根に鼠図、 柄 白鮫着黒糸菱巻 時代素銅庄内はばき、白鞘付属 |
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