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短刀 銘 経家 附)黒石目地塗鞘短刀拵 
T100292(T8588)

古刀 南北朝末期(応安頃/約640年前) 備前
刃長26.7cm やや内反り 元重ね6.0mm 元幅24.7mm

保存刀剣

附)黒石目地塗鞘短刀拵


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剣形:平造り、庵棟、身幅尋常に寸延びて先やや内反りごころとなりふくら張る。(刀身拡大写真
鍛肌:杢目肌がよく練れて肌目が美しく棒状の地映りが幾重に写り、美しい景色を呈する。
刃紋:浅く湾れて小乱れ交り、節を焼いて元先まで二重刃状態と呈して映りとなり総体古調で雅味のある刃文で刃中は匂いで澄んで葉が浮かぶ。
中心:生ぶ。鑢目は勝手下がり。茎尻は栗尻が張る。目釘孔一個。
帽子:直調にふくらに沿って先はやや掃きかけて小丸に返る。
長船経家は家助とともに守家の孫で畠田系中興の祖として知られる。南北朝末期から応永にかけての長船鍛冶は南北朝中期の身幅広く、重ね薄い姿に片落風の互の目や大互の目を焼いたような短刀は姿を潜めて暫し安堵の時代を反映してか鎌倉時代の作域に復古する傾向が見られる。本一口を看るも成程、先代よりの闊達な作域から古雅でかつ頃合いな姿で地金も杢目肌が肌目立ち、美しい地金に変化してきておりまさに好固の例と云うべき典型作。応安の年紀があるものを初代とし、応永の年紀を二代と銘鑑では分別しているが、本一口は目釘孔を鏨で開けているので時代を南北朝末期とさせていただいた(応永以降は轆轤で孔を開ける)。初代を伺う長船畠田経家の短刀は稀である。
附帯の短刀拵は縁頭を朧銀地鷺に鷺図、目貫を糸巻図銀地容彫色絵(金・赤銅)、鍔は素銅地金唐草文・赤銅覆輪、素銅地の小柄・笄。
金着せ岩石はばき、白鞘付属。


重量: 3000.00 gms
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