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刀 銘 陸奥守藤原歳(長) 附)茶石目地抱柏四つ割菱紋散鞘打刀拵 
A12665(S1506)

江戸時代前期(延宝頃・約330年前) 山城→伊勢
刃長66.5cm 反り1.4cm 重ね6.6mm 元幅29.2mm 先幅19.5mm

保存刀剣

附)茶石目地抱柏四つ割菱紋散鞘打刀拵


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剣形:鎬造り、庵棟、参寸ほどの摺上げ。
鍛肌:地鉄板目がよく練れて、地沸が厚くつく、地景が湧き出し、殊のほか目立ち平地を覆う。
刃紋:刃文は焼きの高い大互の目乱れ、一部は焼き刃がさらに高く、鎬筋に届かんばかりに乱れる。総体によく沸ずいて匂い深く、足入り、砂流し、沸筋かかって覇気がある。(刀身全体写真
帽子:表裏とも横手筋下で互の目を焼いて焼きの深い直調となり、先尖りごころに小丸。
中心:摺上げ、鑢目は大筋違、摺上げ部は切。茎尻は入山形。目釘孔参個。掃表に陸奥守藤原歳(以下切れ)と銘がある。
初代の陸奥守歳長は兄である山城守歳長、弟の武蔵守歳長とともに三兄弟で阿波より上京し長谷部末流を自称している。表題の陸奥守は山城から伊勢の地に移住しており藤堂家の藩士の求めに応じ鍛刀した。初二代があり初代を延宝頃、二代を貞享頃とされている。一説には「陸」が「ム陸」になるものを初代、「士陸」を二代とされているものの合同作などもあり定かでない。体配からすると本作は寸延びて現姿が弐尺五寸ほどで反り浅めの寛文から延宝期の姿をしており初代の作かと関することもできる。尚武の津藤堂家藩士の求めにより鍛刀された代表作で円熟した技量はすばらしく、覇気がある。
附帯の腰斜刻茶石目地漆塗鞘打刀拵は赤銅七々子地「鳳凰図」を縁頭にあて、山銅地金銀色絵「三鈷図」目貫、鉄地「双龍図」の地透鍔。内外ともに完存の打刀である。
金着はばき、白鞘入り


重量: 5000.00 gms
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