脇差 銘 大和大掾藤原正則 越前住 (初代)
H109165(W8075)
新刀(寛永/1624年頃) 越前
刃長54.4cm 元幅28.5mm 元重6.7mm 先幅17.6cm
附)藍鮫研出鞘脇差拵
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剣形:鎬造り、庵棟。元先の身幅にやや差が付いて、反りやや付いて、中峰。(刀身拡大写真)
鍛肌:板目肌よく練れて杢目交え、鎬地柾目肌となり処々流れる。地沸ついて地景好く働く。
刃紋:匂い勝ちの互の目連なり、尖り刃を交え、刃中、互の目足働き、砂流しかかる。地刃明るく冴える、処々、地、棟焼きがある。
帽子:乱れこんで掃きかけ返りやや深く硬く留まる。
茎:生ぶ。鑢目大筋違い。孔弐個。茎尻は剣形。履表に七字銘「大和大掾藤原正則」、裏には「越前国」の居住地がある。
初代大和大掾藤原正則は山城三条吉則の末裔で、越前藩主松平候に召され慶長ごろに越前福井、現在の大和町に移住し、鍛刀した良工として知られる。作柄は本作のように他の越前の作刀に比較して反りのある優美な姿をしており、地は杢目に変化があり、刃は頗る明るく冴えるなど初代正則の優品。付属の脇差拵は藍鮫漆塗研出鞘、牡丹図の鉄鍔(銘:武州住正吉」、縁頭は鴫の図(赤銅七子地金素銅色絵)、目貫は枝菊図(赤銅容彫)。
時代銀着せはばき。白鞘入り。
重量: 4000.00 gms