脇指 銘 近江守藤原継廣 越前住 附)黒石目地塗鞘江戸肥後揃金具脇指拵
G30344(W5055)
特別価格
新刀 江戸時代中期(元禄/1688年頃) 越前
刃長52.2cm 反り1.2cm 元幅29.6mm 元厚6.8mm 先幅20.5mm
附)黒石目地塗鞘江戸肥後揃金具脇指拵
消費税含


剣形:鎬造り、庵棟、重ね厚く身幅が広く反りが美しく付いて中峰やや延びごころに結ぶ。総体に鎬筋立ち、平肉豊かに付いてどっぷりと重量のある姿の良い脇指。(刀身詳細写真)
鍛肌:小板目肌よく詰み強く、地が青く澄んで兼鉄色冴える、地沸つく。鎬地に諸所流れる柾目肌交える。
刃紋:互の目乱れ。刃中に匂を厚く敷いて煙り込み、刃縁には繊細なる小沸が均一に敷いて頗る明るく輝き、小沸の足が刃先に向かい頻りと入り元から先まで刃白く明るく冴える。
帽子:帽子の焼刃は直ぐとなり、中丸に返り深く焼き下げる。
中心:生ぶ。茎尻は入山形。目釘孔1個。勝手下がりの鑢目。掃表に「近江守藤原継廣」の銘裏には「越前住」とある。
越前下坂派には康継を筆頭に、継利、貞国、貞次、兼先などの諸工が槌音を響かせており、近江守継広は、寛文初代そして元禄頃の二代の作刀を慧眼する。初代継広は江州膳所と江戸にて鍛刀したとも云われている。表題の脇指は身幅、重ねともやや広めに、平肉が豊かに付いて反りが美しく付いた姿の良いことから、所詮江戸時代中期頃の姿が顕著で、二代の作品と思われる。裏に「越前住」と切付けており、また「越前下坂近江守継廣」などとも銘を切ることから生国越前での作刀が多い。古研の状態で、処々にごく浅い轢き跡があるものの目立つことなく、若干の微細な粒凹を診る他は目立つ鍛え割れなどもない。蓋し不要な研磨を施されることなく豊かな平肉を有し、総体手持ちのどっしりとした健全な優品である。附帯の黒石目地江戸肥後金具脇指拵は時代もあり、雰囲気も宜しくお勧めの一口。
時代銅はばき鍍金、白鞘入り
重量: 4000.00 gms